こんにちは!やまかです。
最近、個人で仕事の案件の話をいただいたのですが、色々考えた末、お断りしたんです。
人に頼まれたことを断るって勇気が入りますよね。
私も相手のことを考えすぎてなかなか断れないタイプなので、かなり勇気がいりました。
フリーランスや個人事業主の方なら、こんな悩みを抱えたことがあるのではないでしょうか?
・本心ではやりたくないけど、受けるべきか悩む
・断りたいけど、相手の反応が気になる
・お金のために引き受けたほうが良いのでは…?
私は、今回は自分の都合や考えを見つめた結果、お断りするという選択をしました。
この記事では、どんな経緯で断るに至ったのか、自分の内心を整理しながらお話しします。
ちなみに、私は現在フリーランスでも個人事業主でもなく、会社を退職したばかりのニートです笑
なので、フリーランスや個人事業主としてバリバリ活躍されている方にとって参考になるかわかりませんが、一意見として読んでもらえたら嬉しいです。
仕事を断った経緯
私は、現在会社を退職してのんびり過ごしています。
実は、まだこれから何をするかは明確に決まってないんですよね。
ただ、全然焦りなどはなくて、むしろ会社を辞めた後は年末までしっかり休むという予定をあらかじめ立てていました。
そんなある日、知人から連絡があって、「相談したいことがある」とお話をいただきました。
その知人はさらに別の知人からHP制作の依頼をもらっていて、「ぜひあなたにお願いしたい」と声をかけてくれたのです。
私は本業でもHP制作に携わってきたので、自分のスキルを活かせるチャンスでした。
仕事がない状態で仕事の依頼をいただけることって、とてもありがたく嬉しいはずのものですよね。
収入もストップしている状態ですし、今までのスキルが活かせるなら絶好のチャンスだと思います。
ただ、いくつかの懸念点があったのです。
- 今後のキャリアとのギャップ
まず一つは、今後もHP制作を続けていこうとは考えていなかったからです。
最初にこの仕事を選んだ理由が、「今流行っているらしい」「スキルをしっかり身につければ将来安泰」という完全に自分軸ではない選び方をしていたからです。
もちろん、この仕事が楽しいと思うことも多々ありましたが、本心でやりたいことかと言われれば答えはノーでした。
せっかくスキルを身につけてきたのに勿体ないと言われることもありましたが、今後の長い人生を考えると、本心でやりたくないことに時間を費やす方が勿体ないと思います。
それに、この仕事を心から好きでやっている人には敵わないと思います。
私も様々な場面で、やりたいことを仕事にしている方をたくさん見てきました。
そういう方って、大抵プライベートと仕事の境目がないことが多いのですが、全く窮屈でなく、むしろ「やりたいからやっている」状態なんです。
だから成果がものすごく出るし、人生が充実しているのだと思います。
- 直感の重要性
もう一つは「直感」です。
依頼された仕事に取り組んでいる自分を想像したとき、どうしてもしっくり来ませんでした。
「直感」というと、大雑把だと思われるかもしれませんが、最も大事な感情だと思っています。
実際、「これは違う」と直感で感じても無視してしまい、後悔した経験がこれまで何度もありました。
例えば今回の場合、「なんか違うな」と思いつつも、次に出てくる思考は次のようなものでした。
・収入が止まっている状態でこの依頼は受けた方が経済的に安心だ
・紹介でさらに仕事が増えるかもしれない
・せっかくの仕事の依頼なのに断るのは申し訳ない
しかし、よく考えた結果、
・やっぱりもうこの仕事は続けていく気はない
・長期的な取引になる可能性があり、別の道に進んだ時に継続が難しくなる
・今は他にやりたいことがある
これらを理由に、お断りすることを選びました。
短期的に見るとメリットが多いように思いましたが、長期的に見るとやはり請け負うべきではないなと感じたのです。
なぜ私が直感を大事にするようになったかは下記の記事でも触れていますので、ぜひ読んでいただきたいです。
関連記事:【鬱経験談】仕事を頑張りすぎて鬱状態に。心の声を無視し続けて強制ストップがかかった話。
断った結果
勇気を出してお断りの連絡を入れたところ、相手は事情を理解してくれて、すんなり受け入れてくれました。
そして仕事の話をいただけてありがたい気持ちと、受けられなくて申し訳ない気持ちもしっかりお伝えしました。
最後には、「また何かあったら相談させてほしい」とも言われ、ほっとしました。
他人の事情ばかり優先して自分のことは後回しにしがちだった自分にとって、「自分の都合を大事にしてもいいんだな」と気づくことができました。
相手に失礼にならないように配慮することは心がけますが、何も後ろめたく思う必要はなかったのです。
まとめ
今回は、「お金を得ることの安心/相手の事情」と「本心はやらない方がいいと言っている/自分の事情」という二つの感情を天秤にかけた結果、断ったという話をしました。
現代社会では働く人の多くが疲弊していたり、将来に対する不安を抱えていたりと日常に幸せを感じられることが少なくなっているように感じます。
それでも頑張り続ける理由は、生活やお金のためだったり、周りの人の事情を思ってのことだったりだと思います。
一方で、お金を得ることで相手の事情に応えることができる一方、自分の本心に従うことの重要性も強く感じました。
確かに収入があれば経済的な不安は減ります。相手の期待に応えることで一時的な達成感を得ることもできます。
でも、本当に望む生き方をするには、それ以上に大切なものがあると感じています。
お金は幸せの一部になることもありますが、すべてではありません。
例えば、私の場合、今条件なしに数十万円ポンと入ってきたからといって、幸福度は変わらないと思います。
しかし、望む未来を手に入れて人生が最高に充実していれば、お金は幸せをもたらしてくれるものになるはずです。
また、無理に相手の期待に応えてしまうと、今後も望まない形で搾取され続けることになります。
相手に非があるわけではなく、結局は自分で自分の首を締めている状態になってしまうのです。
だからこそ、必要な時にははっきりと自分の意見を伝え、境界線を引くことも大事だと思います。
仕事を辞めた今、私は自分の心の満たし方を模索中です。
そんな呑気で大丈夫?と自分でも思うことはありますが、「人生なるようになる!」が私のモットーです笑
これからも、マイペースに自分の本心と直感を大事にしながら生きていきたいと思います。
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