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【自分が嫌いすぎる人へ】変わろうとしなくていい。世界一自分が嫌いだった私が、自分を好きになるまで

「自分が嫌いすぎる」
「自分に自信がなく好きになれない」
「周りにはすごい人がたくさんいる」
「私なんて…」

こんなお悩みをお持ちの方はいますか?

私も昔は、自分の全てがコンプレックスで、自己肯定感が地の底だった時代がありました。

しかし現在は、自分を肯定し、大切にし、好きだと思えるまでになることができています

そこで今回は、私が自分のことが大嫌いだった時代の話を元に、

自分のことを好きになれるシンプルな方法をお伝えしようと思います。

目次

自分が世界一嫌いだった過去

私の「自分嫌い」は小学生〜中学生の頃がピークでした。

自己肯定感0。

0どころかマイナス。

・勉強ができない(全教科平均で、クラスで下から3番目の成績を取ったこともあった)
・補習の常連
・極度に人前でしゃべれず、一言も発せなかったことがあった
・コミュニケーションが超苦手
・グループ外の友達に自分から話しかけることができない
・いつも友達の影に隠れて端っこにいる
・習い事のピアノも下手くそで、なかなか合格がもらえない
・いつも周りをうかがい、気にして合わせている

とにかく自分に自信を持てるものがありませんでした。

そして、クラスの中心人物を羨み、いつも自分と比較していました。

友達が多くてキラキラしている子を見ていると、自分はなんて惨めなんだろうと卑下し続ける始末。

やまか

本当に羨ましくて、「あの人のようになれたらどれだけ幸せだろう」と毎日考えていました


そして、中学生になると、もともとの自己肯定感はそのままに、さらに他者比較が激しくなりました。

だんだんとひねくれていき、自分の気持ちを言葉にする方法も分からなかったので、友人関係も拗らせてしまいました。

本当に、自分が世界一嫌いな存在でした。

負の感情からの「変わりたい」を断ち切る

そんな中、最初の転機が訪れます。

高校生の時です。

私は中高一貫校に通っており、高校に上がるタイミングで、馴染みの中学メンバーに新たに外部生が加わりました。

そして、ふとこんな考えが浮かびます。

やまか

勉強できない子ってバレるの嫌だな…

中学でも相変わらず成績が悪すぎた私でしたが、いつも第一印象は真面目に受け取られることが多かったんです。

なので、「真面目そうな子なのに本当はバカだった」とバレることを恐れていたのです。

そこで決意しました。

やまか

「勉強ができる私になりたいな」

今思えば、完全に不純な動機です。

しかし、これが私の自己肯定感最悪の状態から抜け出すきっかけとなりました。

なんと、本当に一学期のテストから成績を伸ばし始めたのです。

それが少しの自信に繋がり、その後も成績を伸ばし続け、見事私の願いは叶えられていきました。

今まで、「自分が嫌いだから別の何かになりたい」と負の感情で変わろうとしていましたが、

初めて、「こんな自分になってみたい」と望みを持って変わろうとしたのです。

これが今までとの大きな違いでした。

そこから、徐々になりたい自分を追求し続けていきました。

・高校時代、合唱コンクールや部活動で伴奏に挑戦し、成功体験を積んだ
・習い事の課題曲ではなく、好きな曲を弾くようになってからピアノが好きになった
・新卒で、惰性で決めてしまった職業に就こうと思っていたが、違和感を感じて就職しないまま卒業した
・大学卒業後に、0から自分のやってみたいことに挑戦し、その分野で就職できた
・自分の心に従い、次を決めないまま思いきって仕事を辞めた

こうして、周りや世間の常識に合わせるのではなく、

自分の思いや理想に向き合い、現実にしていくことで、自分を誇りに思えることが増えていきました

明らかに昔よりも生きやすくなったと感じています。

自己肯定感の低さの根本原因は一つ!

自己否定に陥っている人には、下記のような例があります。

・褒められる、認められる経験が少なかった
・周りの優秀な人、結果を出している人と自分を比べる
・SNSでキラキラした生活や容姿の整ったインフルエンサーを羨む
・自分の意見を言うたびに否定されてきた
・完璧主義で、全てをうまくこなさないと認められないと思っている

これらの悩みに共通することは、「必ず他者が絡んでいる」ということです。

他人の状況や言動に振り回されて、自分の人生をコントロールできていない状態ですね。

仮に、この世界に自分1人しかいない場合、自己肯定感で悩むことなどないのです。

つまり、自己肯定感を取り戻すには、

・自分中心の世界に生きること
・自分の思い通りにできている状態

これらが最も重要なのです。

自分を好きになるには?「自分を変えようとしないこと」が一番大事!

では、自分に自信を持つ、好きになるには具体的にどうすればいいのでしょうか。

それは、ずばり。

・他者との比較をやめる。
・ありのままの自分を受け入れる。

と、言いたいところですが、これがめちゃくちゃ難しいんですよね。

これが最初からできているなら自己否定で苦しんだりしません。


そこで、自分に自信をつけるためのステップを紹介します。

実はすごくシンプルです。

1.自分の本音や夢中を探す

2.自分を人生の主役として生きる

3.自己認識が変わる


4.自分を好きになれる

実践としては、2番まで。

あとは自動モードに入ります。

1.自分の本音や夢中を探す

まず始めにするべきことは、自分自身と向き合うことです。

外部の世界を完全にシャットアウトしてください。

自分1人の世界に入って、そこに他者を介入させないでください。

そこで、本当はどうしたいか?を自分に問いかけてください。

・どうなりたい?
何が好き?
何がしたい?
・何が得意?
・幸せを感じることは?
・今、周りの人や環境に押さえつけられて、我慢していることは?

・今、何にモヤモヤしてる?

決して嘘はつかず、本音を吐き出してください。

私の場合はこんな感じでした。

・音楽やピアノを弾くことが好き
・自然いっぱいの環境が好き
・人の気持ちを読み取るのが得意
・本当は今の仕事の他にやりたいことがあった
・みんなに合わせて残業したくない
・動画やSNSを見ている時間は幸せだと思ってたけど実は違ったかもしれない
・自分の成長を感じられる時が本当に幸せ

ポイントは、紙に書き出していくことです。

頭の中で考えている、ばらばらの思考が整理されていきます。

この時点で、心に何かしらの変化があるはずです。

「自分って、こんな人間だったんだ」とじんわり温かさを感じたり、涙が出てきたりすることがあるかもしれません。

とことん書き出してください。

2.自分を人生の主役として生きる

今まで他者中心だった世界から、自分中心の世界にシフトします。

書き出した項目を見て、今できることを少しでもいいので考えてみてください。

上記の私の例から考えてみます。

・好きなだけピアノに没頭してみる
・休日に自然いっぱいの場所に出かける
・今の仕事をやめるために、今できることを考えてみる
・とりあえず、1日だけ残業せずさっさと帰ってみる

これらの行動はすべて、自分が主役の、自分のための行動です。

自分のためにとった行動は、少なからず幸せや、勇気や、自信や、心地いい感情をもたらしてくれるはずです。

この行動を、小さくてもいいので毎日、何回も何回も積み重ねていってください。

3.自己評価が上がる。

ここからは自動モードに入ります。

1,2の過程を経ていくと、徐々に自己認識が変わっていることに気づくはずです。

やまか

あれ、自分ってこんなにも前向きになれるんだ

窮屈さから解放され、自己肯定感が上がり、以前の自分とは別人のように感じるはずです。


それでもやっぱり、他者が気になってしまうこともあります。

それでまた自己肯定感が下がっても、「あ、私の幸せは別にあったな」と、自分中心の世界にすぐ戻る意識をつけるのです。

いつでもあなたの世界の主役は、あなたということを忘れないでください。

4.自分が好きになる

3の過程を繰り返すと、もうほとんど他人は気にならなくなります。

自分の人生に集中してエネルギーを注いでいる状態が、幸福感をもたらしてくれるのです。

そしてここまでくると、行動したことに対して、結果が出ても出てなくても問題ではなくなります。

自分のために使った時間と労力を振り返り、過程そのものを誇らしく思うことができるようになります。

この時点で、自分が大嫌いという気持ちは消え去っているはずです。

結論

結局、自分の人生をコントロールできてる状態が一番幸せをもたらしてくれると私は考えます。

だから他の人と比較したり、SNSで他者の人生を必死に覗く必要はないのです。

以前の私は、「周りに合わせたり、他人になろうとしたりして、無理に自分を変えようとしていた」という状態でした。

しかし、自分が嫌いという前提がある上、自分の本音や性質は無視した状態なので、うまくいくはずがありません。

まずは自分を一番大切にすること。自分を無理に変えようとしないこと。

その上で「自分を嫌いなところも含めてまずは全てを認めてあげる」ことです。

自分を中心に据えて、かつ自分の素直な気持ちのまま自然体でいれば、勝手に変われる
自己肯定感は、身につけるものではなく、気づけば身に付いているもの

今、自己評価が低くても大丈夫。あなたは必ず強みを持っている。

苦い思い出がある人ほど、宝の山を持っていると私は思います。

「本当に自分にはマイナスな部分しかない」と思っている人にも、絶対にプラスの面も持ち合わせているのです。

個人的に、「絶対」という言葉はあまり好きではありませんが、こればかりは絶対だと思います。


まず、同じ境遇の人の気持ちがわかるようになりますよね。

きっといつか、昔の自分と同じ苦悩を持っている人と出会ったとき、その人の気持ちを一番理解できる。

これはものすごい強みだと思います。

例えば、あなたが「もっと仕事ができるようになりたい」と思っているとしましょう。

以下のどちらのアドバイスが聞きたいでしょうか。

・もともと仕事がめちゃくちゃできた人
・もともと仕事ができなくて苦労したけど、徐々にできるようになった人

きっと多くの人が後者だと答えると思います。

私も、何もかもできない昔の自分がいたから、今の自分がいると思っています。

それだけでも、昔の自分があってよかったと思えるのです。

まとめ

多くの人が悩みの種を持つ現代で、自分のことを好きになることは容易くはありません。

ただ、自分に真摯に向き合い、普段目を向けるところを変えてみるだけで、必ずどこかに輝ける場所があることに気づきます。

それに気づくと、今まで囚われていたことからスッキリ解放されるのです。

私は2025年1月現在、25歳独身の無職。収入ほぼゼロ。

肩書きだけ見たら不幸そうに見えます。

でも、自分のことが好きで、自分の人生を自分の思うように舵を切れている私は、今ものすごく幸せです!


すぐに自分を好きになることは難しいかもしれません。

だけど、焦らず一歩ずつ、自分に向き合ってみることで、確実に変わることができます。

少しずつ、今の自分を認めてあげるだけで、心は軽くなり、世界が違って見えてきます。

ぜひあなたが主役の、あなただけの素晴らしい人生を送ってください!

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