みなさんこんにちは!やまかです。
私は、自他ともに認める完璧主義人間です(まったく自慢にはなりませんが…)。
完璧主義の性格は、一見良いことのように見えますが、実際にはとても生きづらさを感じていました。
同じような悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか?
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完璧主義の人は、ものすごく努力家で一生懸命で、真面目な人が多いね
私も仕事やプライベートで常に「完璧」を目指し続けていました。
しかし、その「完璧」を追い求めることが、実は自分を苦しめる原因になっていたのです。
今日はそんな完璧主義を少しずつ手放すことで、どれほど心が軽くなり、人生が楽になるのかについてお話ししたいと思います。
完璧主義人間の私が感じたこと
私は昔、自己肯定感が低く、「自分には価値がない」と感じることが多い人間でした。
自分で自分の価値がわからない私は、いつの間にか他人からの評価が自分の価値を決めるすべてになっていました。
勉強が苦手だったり、うまく生きられなかったりした私は、ずっと自己肯定感が低く、だからこそ自分を評価してくれる他人の意見がとても大切でした。
努力を重ね、人並みには色々なことがこなせるようになって、少しずつ周りから評価されるようになったことで、自分の価値が少しずつ見えてきたように思えたんです。
しかし、それは偽りの価値だったんです。
そのまま「そこそこ優秀な私」として自己像を作り上げ、社会人デビューをしました。
仕事はそつなくこなし、周りからも良い評価を得ていました。
その時は嬉しさもあったものの、同時に「この像を崩してはいけない」というプレッシャーを感じ、必死に自分を守ろうとする日々が続いていました。
次第に、そのプレッシャーに押し潰されそうになり、自分と戦い続けることに疲れ果てていったのです。
その影響は大きいものでした。
- 承認欲求が強く、任された仕事はいつも120%で返したい
- 周りから「できる人だ」と思われたい気持ちでいっぱい
- プライドが高くなる
- 自分はまだまだだと思い続ける
でも、そんな生き方には無理がありました。
心は満たされず、むしろ疲弊していくばかりでした。
本当にやりたかったこと、心から満たされることがあったはずなのに、他人の期待に応えようと必死になり、自分を犠牲にしていたことが苦しみの原因でした。
心が疲れるのは当然のことだったんです。
完璧主義で得られるものと負の側面


完璧主義には表と裏の面があります。
自分の経験を振り返り、得られたものと影響を受けたことを考えてみました。
得られるもの
- その場では周りから評価される
- 一時的な自信を得られる
- 失敗を減らせる
- スキルや能力が磨かれる
得られるものはある一方、中には一時的なものであり、長期的な満足感には繋がりません。
負の側面
- 時間を区切れず、永遠に終わらないタスク
- 常に人の目が気になる
- 自分に対するプレッシャーで心身ともに疲れる
- 失敗が怖くなり、新しいことに挑戦できなくなる
- 普通の基準が自分の中で異常に高くなる
- 自意識過剰になって大事なことを見失う
- 余裕がなくなって常にソワソワしている
- 自分の限界を無視して疲れ切る
完璧主義が進むにつれて、これらの影響はますます強くなり、抜け出せない悪循環に陥ってしまいます。
仕事が順調でも、次に訪れる可能性のある失敗や壁に対する不安が強くなり、周りの反応に関係なく「これで大丈夫かな?」と不安に駆られます。
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これらを無視し続けると、どこかで糸が切れる瞬間がきてしまうんだ
完璧主義を手放すには?
最終的に気づいたのは、他人にどれだけ評価されても、自分が満たされないのは、
実は本当に認められたいのは他人ではなく、「自分自身」だということでした。
完璧主義を手放すのは決して簡単ではありません。
今までの自分の中での常識や視点をガラッと変える必要があるからです。
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それは簡単なことではないよね
でも、理論的に考えてみれば、他人からの評価は私たちがコントロールできるものではありません。
しかし、自分自身の評価は自分で決めることができるのです。
もちろん、数日で急に変わるわけではありませんが、私は少しずつ意識したことがあります。その方法を紹介します。
1. 自分を味方につける
「どんな結果でも、自分は自分の味方でいる」と心に決めることで、意外と気持ちが楽になることに気づきました。
これはすぐにはできないかもしれませんが、自分の味方でい続けることが、思ったよりも大きな力になるのです。
完璧主義の自分は、よく結果に一喜一憂してしまいがちでした。
でも、どんな結果が出ても、自分を責めることなく、「まあ、仕方ない」と笑える余裕を持つことが、何よりも重要だと感じました。
正しいか間違いか、失敗か成功か、そんなことにあまり固執する必要はありません。
大切なのは、結果に振り回されずに「自分はこれでいいんだ」と、どんな結果でも自分を受け入れること。
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そうすることで、もっと自分に優しくなれるし、次に進む気力が湧いてくるんだ
2. 期待しすぎない
何事も過度に期待しないことが、精神的な波を穏やかに保つコツだと感じました。
期待が大きすぎると、少しのことで大きな失望を味わうことになりがちです。
しかし、あらかじめ「結果はどうあれ受け入れよう」と思っておけば、悪い結果が出ても「予想通り」と受け入れることができます。
逆に、予想外に良いことがあれば、素直に「ラッキー!」と喜べる。
こうしたスタンスで生きることで、感情の波がジェットコースターのように激しくなることを避けられ、メリーゴーランドのように穏やかなものに変わります。
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期待を少なくすることで、余計なプレッシャーから解放されるよ
3. 失敗を進んで経験する
失敗は、実は大したことではない場合が多いものです。
一年ずつ遡って、過去の失敗を思い出してみてください。
あの時の不安や恐れが、今となってはどう感じますか?
心に深く残る記憶は消えないかもしれませんが、ほとんどの失敗は、後から振り返ると意外にも思い出せないか、大きな問題ではなかったことに気づくことが多いです。
むしろ、さまざまなトライ&エラーを経験しておくことで、後々の人生がスムーズに進むことが多いです。
失敗を通して学んだことが、次のステップに大きく役立つこともあります。
もし失敗を避け続けると、プライドが高くなりすぎたり、新しい挑戦に対して恐れを抱いてしまうことがあります。
ですが、失敗は決して悪いものではありません。
それをどう受け止め、次に活かすかが大切なのです。
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失敗は成長のための貴重なチャンス!
完璧主義を手放したら得られたもの


完璧主義を手放すことで、以下のような良い変化が生まれました。
- 心の余裕が生まれ、生きやすくなる
- 感情の浮き沈みが減り、安定する
- 周りの評価に振り回されなくなる
- 新しいことに挑戦しやすくなる
- 何が起きても大丈夫だという安心感を得られる
- 本当の意味で自分の価値を見出せる
結局、どこまでいっても自分の価値を決めるのは自分自身です。
他人の評価を気にしていた時期は、どれだけ成功しても満足することはありませんでした。
それでも、自分を受け入れられるようになると、どれだけ失敗しても道に迷っても、それすらも誇りに思えるようになったのです。
もちろん、私はまだ完全に完璧主義を手放したわけではありません。
壁にぶつかることも多々ありますが、今では「まあ、なんとかなる」と思えるようになりました。
肩の力を抜いて、穏やかに生きられるようになったことが、私にとって最大の収穫です。
まとめ
完璧主義は、「もっと自分を良くしたい」という強い気持ちの表れです。
その気持ちは素晴らしいけれど、目指す方向が少しズレていると、どこかで自分を追い詰めてしまうことがあります
十分に素晴らしい自分を、もっと認めてあげることが大事なんです。
完璧主義を手放してみたとき、想像以上に心が軽くなり、人生がぐっと楽に感じるようになりました。
簡単ではないけれど、少しずつでいいから、一歩ずつ変わっていくことが大切です。
私もまだまだ怖さを感じることがあります。
だけど、そんな時でも「怖いけれど、やってみる」と心に決めて前に進んでいます。
あなたも、同じような悩みを抱えているなら、少しずつ挑戦してみてください。
少しの勇気が、大きな変化を生むはずです!
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